日本語タイピング ローマ字入力高速化 AZIK入力にチャレンジ

最近は生成AIに日本語でプロンプトを入力することが多くなりました。私はそれほどタイピングは速くなく、チャットなども頻回には利用しないためそれほど困っていなかったのですが、生成AIを使うようになり、次々と日本語でプロンプトを打つようになってから、もっと速くタイピングできるといいなぁと思い始めました。

入力・日本語変換の流れだと、音声入力が早そうですが、仕事中にずっと話しているわけにもいかないので。

そこで、色々と検索すると、通常のローマ字入力を拡張した「AZIK入力」を見つけました。私が知らなかっただけで、結構前からあるようです。

1. AZIK入力について

使うキーボードは普通のキーボード。入力方法もほぼ通常のローマ字入力なので、気軽に、徐々に始められます。

通常のローマ字入力と比較すると、平均12%程度、キー入力を削減できるようです。
私はGoogle日本語入力を使っているため、対応しているローマ字テーブルをダウンロードして、設定画面からインポートすれば特に苦労することなく簡単に設定できました。
Google日本語入力(mozc)が使える環境ならどれでもよいので、Windows、Mac、Linuxどれでも利用可能です。

詳しくは下記リンクサイトなどを御覧ください。

2. AZIKカスタマイズなど

AZIKはGoogle日本語入力にインポートするローマ字テーブルを編集すれば、自分用にカスタマイズも可能です。
私は少しだけカスタマイズしています。

z:  : // 全角コロン
z;  ; // 全角セミコロン
dx  でした
mx  ました
sm  さま

あと、次の変換方法がわからなくなることがあるので、メモしています。

ティ:TGI
ディ:DCI
ウォ:WSO
ウォー:WP
フォー:FP

3. AZIK入力練習方法

カスタマイズしたローマ字テーブルを生成AIの添付ファイルとして渡して生成AIに例文を作成してもらい、ひたすらタイピングしました。

3.1. サンプル例文

春の陽気に誘われて、公園へ散歩に出かけました。桜の花びらが風に舞い、美しい光景が広がっています。子供たちは元気に遊具で遊び、お年寄りはベンチでゆっくりと過ごしています。遠くには山々が見え、その頂には雪がまだ残っています。新緑の木々が生き生きとしており、自然の息吹を感じます。小川のせせらぎに耳を傾けると、心が落ち着きます。公園を一周すると、カフェを見つけました。テラス席でコーヒーを飲みながら、のんびりと過ごすのも良いでしょう。本を持ってきて読書を楽しむのもおすすめです。季節の移り変わりを感じながら、日々の忙しさを忘れてリラックスするのは大切ですね。たまには自分の時間を作り、心身をリフレッシュすることが必要です。

宇宙探査の未来

人類の宇宙への憧れは尽きることがありません。近年、宇宙探査技術は飛躍的に進歩し、私たちの宇宙観を大きく変えつつあります。火星探査は着実に進んでおり、人類の移住計画も具体化しつつあります。月面基地の建設も現実味を帯びてきました。これらのプロジェクトは、地球外での生活という夢を現実のものとしようとしています。一方で、深宇宙探査も進んでいます。木星や土星の衛星に存在する可能性のある生命の痕跡を探る mission も計画されています。また、系外惑星の観測技術も向上し、第二の地球と呼べる惑星の発見に期待が高まっています。宇宙望遠鏡の性能向上により、宇宙の成り立ちに関する新たな発見も相次いでいます。ダークマターやダークエネルギーの正体解明に向けた研究も進んでいます。民間企業の宇宙開発参入も活発化し、宇宙旅行や小惑星での資源採掘など、新たなビジネスの可能性も広がっています。宇宙探査は、科学技術の進歩だけでなく、人類の哲学的な問いにも影響を与えています。私たちはどこから来て、どこへ向かうのか。宇宙の中で人類はどのような存在なのか。これらの問いへの答えを探る旅は、まだ始まったばかりです。

日本の四季と伝統文化

日本の四季は、古来より人々の生活や文化に深く根ざしています。春夏秋冬それぞれの季節が、独特の風情と伝統行事をもたらします。春には桜が咲き誇り、花見の宴が各地で開かれます。新学期や新年度の始まりも、この季節ならではの風物詩です。若葉萌える頃には、新緑の美しさを愛でる人々の姿が見られます。夏になると、蝉の声が響き渡り、夜空には花火が咲きます。祭りの太鼓の音や、浴衣姿の人々の賑わいが街を彩ります。海や山への旅行も、多くの人々の楽しみとなっています。秋は紅葉の季節。山々が赤や黄色に染まる様子は、絶景そのものです。収穫の秋を祝う祭りも各地で行われ、実りの喜びを分かち合います。読書や芸術鑑賞を楽しむ人も増えます。冬は雪景色が美しい季節。温泉で体を温めたり、こたつでみかんを食べたりするのも冬の楽しみです。年末年始には、初詣や餅つきなど、伝統的な行事が行われます。四季の移ろいは、和歌や俳句、絵画など、日本の芸術にも大きな影響を与えてきました。季節ごとの食材や調理法、着物の柄や色使いにも、日本人の季節感が表れています。このように、日本の四季は自然の美しさだけでなく、文化や生活様式にも深く結びついています。四季の移ろいを感じ、季節ごとの風物詩を楽しむことは、日本の文化を理解する上で重要な要素と言えるでしょう。

人工知能と未来社会

人工知能技術は、私たちの生活を大きく変えつつあります。機械学習やディープラーニングの発展により、コンピュータは複雑なパターンを認識し、人間の判断に近い処理ができるようになってきました。医療分野では、画像診断や治療法の選択に人工知能が活用されています。膨大な医療データを分析し、より正確な診断や個別化された治療法の提案が可能になってきました。また、創薬の過程でも、新しい薬剤の開発を加速させています。自動運転技術も着実に進歩しています。センサー技術と人工知能の組み合わせにより、周囲の状況を正確に把握し、適切な判断を下すことができます。交通事故の削減や高齢者の移動支援など、社会課題の解決にも貢献が期待されています。環境分野では、気候変動の予測や再生可能エネルギーの効率的な運用に活用されています。気象データの分析や電力需要の予測により、より効率的なエネルギー管理が可能になってきました。一方で、人工知能の発展に伴う課題も指摘されています。プライバシーの保護や倫理的な判断基準の確立など、技術の進歩と社会の調和を図ることが重要です。

ある春の日、遠くの国から一人の旅人が小さな港町を訪れました。旅人は異国の船に乗って、はるばる海を越えてやってきたのです。港町の人々は初めて見る珍しい服装や、聞いたことのない言語に驚きつつも、好奇心から旅人に話しかけました。旅人は不慣れな言葉ながらも一生懸命に伝えようとし、町の人々も熱心に耳を傾けます。やがて、夕日が沈むころにはすっかり打ち解け、旅人は町の宿屋に泊まることになりました。翌朝、旅人はこの港町の市場を見物しに出かけました。小舟で運ばれた魚介類がずらりと並ぶ様子を興味深そうに眺め、時折、店の人と身振り手振りを交えながら話をしてみます。市場の喧騒は新鮮な空気に満ち、海風とともに旅人の耳へと飛び込んでくるのでした。人々の温かなもてなしに触れるうちに、旅人はいつしかこの町がすっかり気に入り、しばらく滞在を延ばすことを決めました。その後、旅人は町で学んだ新しい知識を胸に、再び船で遠い故郷への帰路についたといいます。

4. 通常のローマ字入力とAZIKの比較

通常のローマ字入力とAZIK入力で同じ例文を入力した場合に、どの程度キー入力を削減できるかサンプル例文を生成AIに作成してもらいました。
意図的にAZIKが有効になるようにした例文ですが、確かにこれだとAZIKの有効性が感じられると思います。

4.1. サンプル例文

さんさんと日差しの中、たんぽぽが咲いています。ちゃんちゃんこを着たおじいさんが、にゃんこと散歩しています。きんさんぎんさんのように、元気なお年寄りです。

4.2. 比較結果

通常のローマ字入力: 119打
AZIK入力: 95打
差分: 24打の短縮

AZIKを使用することで、約20%の打鍵数削減が可能です。特に「さん」「たん」「ちゃん」「きん」「ぎん」「げん」などの音節でAZIKの効果が高いことがわかります。

単語 ローマ字入力 ローマ字打鍵数 AZIK入力 AZIK打鍵数
さんさん sansan 6 szsz 4
to 2 to 2
hi 2 hi 2
ざし zashi 5 zasi 4
no 2 no 2
なか naka 4 naka 4
たんぽぽ tanpopo 7 tzpopo 6
ga 2 ga 2
さいて saite 5 sqte 4
います imasu 5 ims 3
ちゃんちゃんこ chanchanko 9 czczko 6
wo 2 wo 2
きた kita 4 kita 4
おじい ojii 4 ojii 4
さん san 3 sz 2
ga 2 ga 2
にゃんこ nyanko 6 nynko 5
to 2 to 2
さんぽ sanpo 5 szpo 4
して shite 5 site 4
います imasu 5 ims 3
きんさん kinsan 6 kzsz 4
ぎんさん ginsan 6 gzsz 4
no 2 no 2
ように youni 5 ypni 4
げんき genki 5 gzki 4
na 2 na 2
o 1 o 1
としより toshiyori 8 tosiyori 8
です desu 4 ds 2